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「祈りの旗と月」時任三郎さん撮影。
写真はフリー素材として利用可能との本人からのお許しが出ています。
ちなみに私は以前時任さんにムーンハンター宮城支部会長に任命されました(笑)



さて。





3年です。
あの震災から3年です。




この時期になると人との会話でもどうしてもこの話題になる事が多くなります。



あの時の気持ちや想いは決して忘れてはいけないものだし風化させてはダメだと思います。だからその話題であの時の気持ちを思い起こすのはいい事だと私は考えます。



だけど経験した事は人それぞれで地震のみを経験した人と地震と津波を経験した人では考え方や想いは違うと思うのです。


内陸部に住む私は、大変だったけど生活はどうにか出来たし、翌日から働いてました。
だからあの時は大変だったね…の気持ちで話せるけど、海沿いの方々は思い出すことすら辛い人も大勢いるんじゃないでしょうか。


地震のみを経験した私は津波を経験した人の気持ちを分かり合えないし上手く寄り添えないです。



でもそれでいいと思います。
分かり合えなくても寄り添えなくても無理をしなくていいと思います。
同じような気持ちになってもそれは決して同じではなく勝手に重ねているだけ、それで「あなたと同じ気持ちよ手に取るようにわかるわ」と言うのなら少し陳腐な気がします。本当の事はその人にしかわからないんですから…。




寄り添えないぶん自分にできることを震災の為と意識するんじゃなく当たり前にする事こそが大切なのかなぁ~と。当たり前に地の物の魚を買う、当たり前に遊びに行く…とかね。



そうして当たり前に生活する事こそが私に出来る復興です。










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